BUZZPORTが事務局を務める「神戸市ミーティング&インセンティブ旅行誘致コンソーシアム」が観光庁の令和7年度「MICE開催地としての魅力向上事業」に採択されました。


事業の考え方

【MeetingとInsentive Travel/M&I】

日本のMICE市場は開催件数と伸び率が順調な「C:国際会議」と大規模施設で開催される「E:展示会・見本市」の集客力が高い現状に対して、「M:企業会議」と「I:インセンティブ旅行」分野の伸び悩みが指摘される。その背景には多様な「和」の魅力を持つユニークベニュー素材の掘り起こしや企画・ガイド人材不足など課題があり多く、ステークホルダーをとりまとめたワンチームによる包括的運営が必要である。

 

【着地整備と発地整備】

MICE市場の活性化に向けては、地域の歴史・文化を活かした高付加価値なユニークベニューをプロデュースする着地整備と、日本への送客を担う海外各国・地域のバイヤーに対して効果的なプロモーションを行う発地整備の双方を戦略的に展開する必要がある。

 

【マッチングプラットフォーム】

着地で個々開発されるユニークベニューを一連のプログラムとしてエリア内で効果的に組み合わせ、発地サイドのエージェント及び顧客の志向と条件に合わせてマッチングを最適化するプラットフォームを構築し、商談の活性化をはかる。

 

【観光DX】

国際的なMICE市場の調査・分析に基づく戦略・戦術の策定とプロモーション活動を生成AIの導入で行い、商談及び現地における顧客反応を継続的に数値化して事業運営にフィードバックするデータドリブン経営を実現。その成果を他地域に横展開していく。

 


コンセプト

【MUSEUM FICATION】

神戸市のベイエリアをひとつの博物館に見立て、そこに点在する各種ミュージアムや観光スポットで体験できるユニークベニューをテーマに沿って組み合わせる「エリアMICE」プログラムを造成。複数施設を横断して案内するシナリオとガイドシステムを構築し、海外エージェントとの商談を行うマッチングプラットフォームの運営を行う。